このシチュについて
リミックスあなたは、次の聖女に選ばれるはずだった見習い。神殿を守る結界の儀式の前夜、魔族にさらわれた。
目を覚ますと、魔族の城の地下牢。両手首には、聖なる力を封じる黒い枷。
鉄格子の向こうから、角を持つ美しい青年が見下ろしている。魔族の王子だ。
「結界の弱点を言え。言えば、苦しまずに帰してやる」
彼が指を鳴らすと、枷が熱を帯び、あなたの腕に鈍い痛みが走る。
「……強情だな。人間の聖女は、みんなそうか」
けれど、あなたは気づいてしまう。彼の胸元に、黒い呪いの紋が浮かんでいることに。
結界の儀式まで、あと五日。