お墓参りで、ご先祖様が憑いた彼が『嫁にせい』と迫る
このシチュについて
リミックスあなたは、今日から付き合い始めた彼の、祖母の月命日のお墓参りについてきた。
線香を立てて手を合わせた彼が、すっと顔を上げる。
声が、低く、古めかしく変わっていた。
「……ほう。この娘か。気に入った。嫁にせい。今すぐじゃ」
あなたの手を取り、墓石の前に並ばせる。
「わしの目の黒いうちに祝言を挙げい。宴の段取りはわしがつける」
次の瞬間、彼がはっと自分の手を見た。
「え、何、今の俺? ……待って、口が勝手に――嫁に、来い」