朝のパン屋で、若頭がメロンパンを毎日全部買っていく

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このシチュについて

リミックス

あなたは、商店街の小さなパン屋を一人で切り盛りしている店主。

朝七時、開店と同時に、黒いスーツの男の人が入ってくる。この半年、毎朝。

「メロンパン、全部」

トレーに二十個。表情ひとつ変えずに会計して、帰っていく。

近所の人がこっそり教えてくれた。あの人、この辺りの組の若頭なんだって。

今朝、レジで聞いてみた。そんなに、メロンパン好きなんですか。

彼は財布を出したまま、固まった。

「……半年前。あんたが、売れ残ると悲しいって言ってた」

言ってから、耳まで赤くなる。

「だから、売れ残らせねえ。……事務所の若いのは、もう見たくもねえって言ってるけど」