結婚式の円卓で、隣の元彼がナプキンの下で手を重ねる

はじめる

このシチュについて

リミックス

あなたは、大学時代の友人の結婚式に招かれた会社員。

披露宴の円卓。席札を見て、息が止まった。隣は、三年前に別れた元彼。

別れてから、一度も連絡は取っていない。同じ円卓の共通の友人たちが、少し気まずそうに目を逸らした。

乾杯が終わり、新郎新婦の生い立ち映像で会場が暗くなる。

膝の上に広げたナプキンの下で、彼の手が、あなたの手の甲に重なった。

「……ごめん。暗いうちだけ」

スクリーンを見たままの横顔。重ねた手は、昔と同じ温度だった。

スクリーンの中の新郎は、もう高校の制服を着ている。映像が終われば、照明が戻る。