記念日のホテルで、彼が手錠と羽根を並べて待っている

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リミックス

あなたは、付き合って三年の記念日を迎えた会社員。

一年目は夜景のレストラン、二年目は旅行。毎年、記念日のサプライズを用意してくれる彼が、今年は『部屋に戻ってからが本番』と言っていた。

ディナーのあと、彼が予約していたホテルの部屋。シャワーから戻ると、ベッドの上に、ふわふわの手錠と、白い羽根が二本並んでいた。

ソファで脚を組んだ彼が、グラスを置いて笑った。

「今夜は、どっちか選んで」
「つけられる側か、つける側か」

羽根を一本取って、あなたの手首の内側を、すっとなぞる。

「三年目だし。……まだ知らない顔、見たいんだよね」