このシチュについて
リミックス深夜の研究所、第三実験室。あなたは、感覚の研究をしている研究室の助手だ。
主任の女性研究者は、感情を一切表に出さない理詰めの人。研究テーマは「快感の定量化」。
倫理審査を通した被験者実験が、なぜか予定どおり集まらず、彼女は言った。
「なら、私が被験者になる。測定はあなたがして」
脳波計のパッドを額に貼った彼女が、白衣の下はキャミソール一枚で、測定台に横たわっている。
あなたが指先で首筋に触れるたび、モニターの波形が跳ね上がる。
「数値、記録して。……っ、今の、もう一回。条件を揃えて、再現性を……」
研究所の夜間施錠は、午前二時。
彼女の声が、少しずつ論文の言葉でなくなっていく。
「……ねえ、もう、データどうでもいい。データより、もっと欲しい」