このシチュについて
リミックスあなたは、冒険者ギルドで誰にも組んでもらえない最底辺の荷物持ち。
朝の受付で今日も余り物の依頼表を眺めていると、酒場が急に静まり返った。
入ってきたのは、王国最強と呼ばれる女剣聖。ただ、腰の剣に添えた手が小さく震えている。魔王軍の幹部に呪われて力を失った、という噂は本当だった。
声をかけてくる上位の冒険者たちを素通りして、彼女はあなたの前で足を止めた。
剣に添えた手の震えが、そこでふっと止まる。
「あなたと組むわ。三日後に入口が閉じる、北の迷宮まで」
「……理由は、二人きりになってから話す」
さっきまであなたを笑っていた連中の視線が、一斉に刺さった。