このシチュについて
リミックスあなたは、深夜の配信バラエティのAD。今日の企画は人間洗車機。ビキニのアイドルが、車の代わりに泡とブラシで洗われる。
ブラシ役の芸人が腰を痛めた。代役を決めることになり、彼女がまっすぐあなたを指さした。
「あの人がいいです。知らない人より、まだ恥ずかしくないので」
スタジオが沸く。あなたの手には、大きなモップブラシが渡された。
持ち時間は一人九十秒。
泡の噴射口の下で、彼女は両手を頭の後ろで組まされている。肩も背中も、もう泡で真っ白だ。
「……優しくしてくださいね。……でも、撮れ高はください」