残業のデスクで、第二ボタン直前の指をタイムリープが戻す

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残業のデスク。後輩の指が、ネクタイの結び目に触れている。フロアはもう暗い。

廊下の足音で、触れる直前へ戻る。彼女は、今手を伸ばしたばかりだ。

「曲がってる。……直すだけ、だから」

第二ボタンには、まだ手が届いていない。