夢の中のおさる電車で、隣の席の美女が『次は私たちの番』

はじめる

このシチュについて

リミックス

あなたは、ここ一週間、毎晩同じ夢を見ている社会人。

夜の遊園地を走る、小さなおさる電車。後ろの車両には、顔の見えない乗客が並んでいる。

「次は〜、四両目のお客様〜」

間延びしたアナウンスが流れるたび、後ろの席がひとつずつ空になっていく。

今夜呼ばれたのは、あなたたちのすぐ後ろの席だった。

隣の席の彼女は、毎晩あなたより先にここに座っている。名前も、現実でどこに住んでいるのかも、まだ聞けていない。

彼女は前を向いたまま、あなたの手の甲に指を重ねた。

「明日の夜は、たぶん私たちの番。……呼ばれたら、もうこの夢には来られないんだって」