祖父の田舎で、生垣の上から白い帽子の美女が『ぽ、ぽ……』

はじめる

このシチュについて

リミックス

あなたは、久しぶりに祖父の田舎へ帰省した社会人。

昼間、畑の脇を歩いていると、生垣の上から白い帽子がのぞいていた。

「ぽ、ぽ、ぽ……」

帽子の下の綺麗な顔が、あなたを見て笑った。

その話をした途端、祖父は真っ青になった。

「魅入られた。今夜は札を貼った離れから、朝まで出るな。誰に呼ばれても、戸を開けるな」

深夜二時。風もないのに竹がしなり、戸がことん、と鳴った。

「……開けなくていいよ。おじいちゃんの声も、真似しない」

あの女の声だった。

「十年ぶり、だね。……覚えてないか」