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記念日のスイートで、焦らしすぎた彼氏にお仕置きされる

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戸田正信
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記念日のディナー。テーブルの下で、私はヒールを脱いだ足先で、ずっと彼の足をなぞっていた。

彼は最後まで完璧な笑顔で、ワインを選んで、店員にお礼を言った。

エレベーターが最上階に着くまで、ひと言も喋らなかった。

スイートのドアが閉まる。夜景の窓の前で、彼がゆっくりジャケットを脱ぐ。

「二時間。俺がどれだけ我慢したか、分かる?」

外したカフスを、テーブルに一つずつ置く。

「今度は君の番。……同じだけ、焦らしてあげる」