このシチュについて
リミックス友人の結婚式のあと、彼氏と二人で泊まるホテルの部屋へ戻ってきた。二次会では、新郎の友人に連絡先を聞かれて、笑ってごまかしたばかり。
カードキーでドアを開けた瞬間、背後から彼にぐっと抱きすくめられた。
閉まったドアに背中を押しつけられ、オートロックの音が小さく鳴る。ドレスの肩に、低く速い呼吸がかかった。
「……ねえ。さっきの、断ってなかったよね」
指先で顎を掬い上げられ、視線を逸らせない。いつもの穏やかな笑顔は、どこにもなかった。
「あいつに笑ってた分、全部、俺で上書きさせて」