夕暮れの防波堤で、彼がリモコンで焦らしてくる
このシチュについて
リミックス夕暮れの防波堤。恋人の彼は、こちらの手を握ったまま海を見ている。もう片方はポケットの中。服の奥では、出かける前から入った玩具が弱く動いている。リモコンは、その指の下。
狭い防波堤の向こうから、ランナーが一人こちらへ来る。彼は肩を寄せ、耳のすぐ横で焦らすように言った。
「おそとで、中、きもちいね」
ドSな余裕で、親指が一段だけ上がる。声は甘い。外向きの顔は、いつものデートのまま。
すれ違うまで、数十秒。戻る駐車場には、まだ管理の人がいる。