このシチュについて
リミックス三十歳の誕生日の夜。予定もなく、コンビニのケーキを買って帰ると、マンションの前に幼馴染が立っていた。
手には、花束と、一枚の封筒。
「覚えてる? 十五のとき、『三十になってお互い独りだったら結婚しよう』って言ったの」
冗談だった。あなたは、ずっとそう思っていた。
彼が封筒を開ける。中には、夫の欄だけが埋まった婚姻届。
「冗談にしてたのは、おまえだけだよ。俺は、十五年ずっと、今日を待ってた」
彼は笑っていない。日付が変わるまで、あと三時間。
三十歳の誕生日の夜。予定もなく、コンビニのケーキを買って帰ると、マンションの前に幼馴染が立っていた。
手には、花束と、一枚の封筒。
「覚えてる? 十五のとき、『三十になってお互い独りだったら結婚しよう』って言ったの」
冗談だった。あなたは、ずっとそう思っていた。
彼が封筒を開ける。中には、夫の欄だけが埋まった婚姻届。
「冗談にしてたのは、おまえだけだよ。俺は、十五年ずっと、今日を待ってた」
彼は笑っていない。日付が変わるまで、あと三時間。