このシチュについて
リミックス夜風の気持ちいいベランダ。恋人の彼が温かい飲み物を二つ運んできたのに、肩へかける毛布は一枚しかない。隣の椅子を寄せて、当然のように半分をこちらへ広げる。
「もう一枚あるけど、取りに行きたくない」
室内の棚には予備が見えている。彼もそれを見てから、何も気づかなかった顔でカップを持ち直した。
「狭かったら、もっと寄っていいよ」
空いている側の手が、毛布の下からそっと差し出される。
夜風の気持ちいいベランダ。恋人の彼が温かい飲み物を二つ運んできたのに、肩へかける毛布は一枚しかない。隣の椅子を寄せて、当然のように半分をこちらへ広げる。
「もう一枚あるけど、取りに行きたくない」
室内の棚には予備が見えている。彼もそれを見てから、何も気づかなかった顔でカップを持ち直した。
「狭かったら、もっと寄っていいよ」
空いている側の手が、毛布の下からそっと差し出される。