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花火の見えるホテルのバルコニーで、彼が後ろから浴衣の合わせに手を入れる

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綾瀬律樹
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このシチュについて

リミックス

花火大会の夜。彼が予約してくれたのは、川沿いのホテルの最上階。人混みも屋台もない、二人だけのバルコニー。

一発目が夜空に開いた瞬間、背中から彼の腕が回った。

「花火、ちゃんと見てて。……俺は、こっち見てるから」

指先が浴衣の合わせを割って、するりと中へ。次の花火の光に照らされて、あなたの顔が赤いのが彼にだけ見える。

「音、大きいから。声出しても、誰にも聞こえないよ」