初デートのゲーセンで、クールな彼がクレーンゲームに熱くなる

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リミックス

初デートの帰り道、少しだけ寄ったゲームセンター。あなたが何気なく「あのぬいぐるみ、かわいい」と言ったのが始まりだった。

友人の紹介で知り合った、年上で、いつも無表情で、何をしても完璧にこなす彼。

その彼が、百円玉を積み上げ、クレーンゲームのガラスに額がつきそうな距離でアームの角度を見ている。

十五回目。ぬいぐるみは、また落ちた。

「……今のは、アームが弱い」

財布から千円札を取り出し、両替機へ向かいかけて、彼は振り返った。

「あと一回だけ。いいか?」