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彼に行かされた合コンの帰り、玄関で首筋の匂いを確かめられる

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山下蓮
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このシチュについて

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「たまには他の男と飲んでこいよ。俺は平気だから」。そう言って合コンに送り出したのは彼だった。

二十三時、玄関の鍵を開けると、電気もつけずに彼が立っていた。靴を脱ぐ前に壁へ押しつけられ、首筋に鼻先が埋まる。

「……香水、違う。誰の隣に座った。連絡先、何人に聞かれた」

平気だと言った声とは別人のように低い。スマホを持つあなたの手首を、彼の指が離さない。