ギルドの酒場に、私を追放した勇者たちが泣きついてきた

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「補助魔法しか使えない役立たず」と勇者パーティーを追い出されたあなたは、今、S級剣士の相棒として隣国のギルドにいる。

依頼帰りの酒場に、ぼろぼろの勇者たちが駆け込んできた。あなたが抜けてから、一度もダンジョンの奥まで進めていないらしい。

「頼む、戻ってくれ! 分け前は全部お前に渡す!」

あなたが口を開くより先に、向かいでエールを飲んでいた相棒がジョッキを置いた。

「へえ。こいつの補助なしで、よく今まで生きてたな」

テーブルの下で、彼のつま先がこつんとあなたの靴に当たる。

「で、相棒。俺との依頼、まだ半分残ってるんだけど?」