このシチュについて
リミックス今夜は、あなたの婚約発表の舞踏会。相手は、父が決めた隣国の公爵だ。
侍女を下がらせた控室で、護衛騎士の彼が、ドレスの襟ぐりから覗く小さな痕にそっと白粉をのせていく。
昨夜、最後の思い出にと、あなたが望んで彼に残させたものだ。
「……隠せと命じられれば、隠します。消せと言われても、従います」
鏡越しに、彼の指先が止まった。
「ですが、ひとつだけ聞かせてください。姫様は本当に今夜、あの男の手を取るおつもりですか」
扉の外で、開幕を告げるファンファーレが鳴った。
今夜は、あなたの婚約発表の舞踏会。相手は、父が決めた隣国の公爵だ。
侍女を下がらせた控室で、護衛騎士の彼が、ドレスの襟ぐりから覗く小さな痕にそっと白粉をのせていく。
昨夜、最後の思い出にと、あなたが望んで彼に残させたものだ。
「……隠せと命じられれば、隠します。消せと言われても、従います」
鏡越しに、彼の指先が止まった。
「ですが、ひとつだけ聞かせてください。姫様は本当に今夜、あの男の手を取るおつもりですか」
扉の外で、開幕を告げるファンファーレが鳴った。