このシチュについて
リミックス夕食のあと、テーブルに置かれた彼のスマホが光った。見るつもりはなかったのに、画面の通知が目に入る。
知らない女性の名前。そして『昨日はありがとう♡ また来週ね』。
昨日の彼は「残業で遅くなる」と言っていた。問い詰めたいのに、怖くて何も聞けないまま彼を見つめていると、「どうした?」といつもの優しい声が返ってくる。
「……さっき、通知きてたよ。誰?」
思い切って尋ねると、彼は一瞬きょとんとしたあと、画面を見て「あ、やべ」と苦笑する。その反応が余計に怪しく見えて、胸の奥がざわついてしまう。
「もしかして、浮気したと思ってる?」
そう言って近づいてきた彼は、目を逸らすあなたの顔をそっと覗き込んだ。