夜明け前の展望台で、彼と朝日が昇るまで

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このシチュについて

リミックス

夜通し走ったドライブの終わりに、彼が山の上の展望台で車を止めた。
自動販売機で買った温かい缶を、一本ずつ。ベンチに並んで座ると、眼下の街はまだ眠っている。

何か話さなきゃ、と口を開きかけた私に、彼は小さく首を振った。

「話さなくていいよ。君と、ただ朝を待ってみたかっただけだから」

東の空が、少しずつ白んでいく。日の出まで、あと二十分くらい。