残業中の社内チャットで、先輩への本音を本人に誤送信した

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残業中のフロアに残っているのは、あなたと、斜め向かいの席の先輩だけ。

同期に送るつもりで、チャットに打ち込んだ。

『先輩まだいる。横顔ずるい。好き』

送信した瞬間、宛先の名前が目に入った。先輩本人だ。

取り消そうとした指より先に、既読がつく。

斜め向かいで、キーボードの音が止まった。

『……今の、誤送信?』

続けて、もう一通。

『それとも、俺に言った?』

モニターの陰から、先輩がこちらを見ている。