このシチュについて
リミックス二十二時のフロア。最後まで残った先輩社員が帰り、照明が半分落ちた。先月の出張で、一度だけ一線を越えた上司と、二人きり。
今夜は、彼のほうから窓際へ呼んだ。
夜景のガラスに両手をつかされ、スカートはたくし上げられて、ストッキングは膝まで。腰を掴まれたまま、後ろから奥まで入っている。
「確認します。……窓、見ていてください」
会議と同じ声。なのに暗いガラスに映る彼の顔は、もう上司の顔じゃない。
「十回で区切ります。声に出して数えて。目を逸らしたら、最初から」
警備の巡回は二十二時半。退館の打刻は、まだ二人ともしていない。