このシチュについて
リミックスホテルのスイートルーム。大型コンペで完敗し、会社の致命的な弱みまで彼に握られた。革張りのソファに追い詰められ、膝のあいだに彼の長い脚が割り込んでくる。
「お前の会社を潰すのは簡単だ。……でも、そんなことのために今夜呼んだと思うか?」
冷ややかな声のまま、彼の指先がドレスのスリットから滑り込み、太ももの内側をゆっくりとなぞり上げる。肌に触れる手のひらは、焼きつくように熱い。胸ポケットから取り出された一枚の契約書が、あなたの膝の上へ落とされる。
「夜明けまで、俺の言うことだけ聞いてろ。……ずっと、こうやって啼かせたかった」
耳元に落ちる、低く掠れた吐息。勝者の仮面の下から、長年隠し続けた狂おしい執着が漏れ出していく。