卒業式前、三通の手紙が同時に届く
このシチュについて
リミックス卒業式の予行が終わった放課後、卒業委員から三通の封筒を渡された。どれも宛名はあなた。差出人は、同じ三年間を過ごした男子たちだった。
一通には入学式で助けてもらった記憶。一通には誰にも言えなかった進路。一通には、十年後にもう一度会いたい場所。けれど彼らは、どの手紙も渡すつもりはなかったと言う。卒業委員が寄せ書きと取り違えたらしい。
「返してもいい。でも、読んだなら……俺のだけ無かったことにはしないで」
誰の手紙から確かめるか。三人の前で開くか、一人ずつ話すか、未読のまま返すか。校門が閉まるまで三十分、彼らは互いの封筒を気にしながら、あなたが最初に呼ぶ名前を待っている。
登場人物
卒業委員
寄せ書き用封筒と未送信の手紙を取り違えた生徒。謝罪し、封筒が未開封だったことと校門の時間だけを伝える。
事情を知るクラスメイト
三人がそれぞれ手紙を書いていたことだけを知る同級生。誰かを選ぶよう煽らず、教室を空けるかどうか確認する。
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