このシチュについて
リミックスホテル最上階のスイート。テーブルには、蓋を閉じたままの小さな指輪の箱が置かれている。
彼はそれを開けないまま、窓ガラスにあなたの背中を預けさせた。ドレスの肩紐を片方だけ落とし、首筋から鎖骨、胸の上へと、口づけを一つずつ下ろしていく。
「返事は言葉じゃなくていい。……君の体が先に答えたら、そのあとで箱を開ける」
窓の外では、二十二時の花火が上がるまであと十五分。彼の唇は、ドレスの縁で止まっている。
ホテル最上階のスイート。テーブルには、蓋を閉じたままの小さな指輪の箱が置かれている。
彼はそれを開けないまま、窓ガラスにあなたの背中を預けさせた。ドレスの肩紐を片方だけ落とし、首筋から鎖骨、胸の上へと、口づけを一つずつ下ろしていく。
「返事は言葉じゃなくていい。……君の体が先に答えたら、そのあとで箱を開ける」
窓の外では、二十二時の花火が上がるまであと十五分。彼の唇は、ドレスの縁で止まっている。