このシチュについて
リミックス王宮の舞踏会。今夜も、若き公爵は誰の誘いにも応じない。名家の令嬢たちが列をなしても、彼は一曲も踊らずに壁際に立っていると噂されていた。
没落した子爵家の娘であるあなたは、ドレスも流行遅れで、誰にも誘われないまま柱の陰にいた。
その前で、足音が止まる。
顔を上げると、あの公爵が立っていた。会場中の視線が、一斉にこちらに集まる。
彼は白い手袋を片方だけ外し、素手をあなたに差し出した。
「一曲だけ、お相手を。……手袋越しでは、あなたに失礼だと思ったので」
王宮の舞踏会。今夜も、若き公爵は誰の誘いにも応じない。名家の令嬢たちが列をなしても、彼は一曲も踊らずに壁際に立っていると噂されていた。
没落した子爵家の娘であるあなたは、ドレスも流行遅れで、誰にも誘われないまま柱の陰にいた。
その前で、足音が止まる。
顔を上げると、あの公爵が立っていた。会場中の視線が、一斉にこちらに集まる。
彼は白い手袋を片方だけ外し、素手をあなたに差し出した。
「一曲だけ、お相手を。……手袋越しでは、あなたに失礼だと思ったので」