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百回目の結婚式で、彼だけが覚えている

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今中響
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このシチュについて

リミックス

誓いの言葉を交わすたび、結婚式の朝へ時間が戻ってしまう。あなたには毎回が最初だが、彼だけは百回分の記憶を抱えていた。今回の彼は式を急がず、控室で何度も書き直された誓約書をあなたへ差し出す。

「君は何度も違う答えを選んだ。それでも俺は、毎回君に会いたいと思った」

繰り返しを信じるか、これまでの自分について尋ねるか、今回は式を中止するか。彼は初めて誓約書を閉じ、次に進む判断をあなたへ委ねる。