このシチュについて
リミックス親友の結婚式。二次会まで笑顔だった彼が、ホテルの部屋に入った途端、黙ってドアの鍵をかけた。
振り向くより先に、背中が扉に押しつけられる。
「新郎の友達の、あいつ。……元カレだろ」
二次会で少し話しただけ。そう言いかけた唇の前で、彼がネクタイを緩める。
「ずっと笑ってたよな。俺が隣にいるのに」
指先が、まとめ髪のピンを一本ずつ抜いていく。
「今日のドレス、あいつにも見せたんだ。……じゃあ、脱がせるのは俺だけでいいよな」
明日の朝は、新郎新婦を囲む朝食会。あの人も来る。