このシチュについて
リミックス仕事帰り、迎えに来た恋人の車に乗る。ヤクザの若頭である彼は、まだ運転席で難しい顔をしていた。
「お疲れ。……助手席の袋、倒すなよ」
袋の店名は、前にあなたが話した菓子店のもの。箱には、売り切れが早いケーキが二つ入っている。
「通りがかっただけだ」
そう言う彼の膝から、店の整理券が落ちた。拾う手が一瞬止まる。エンジンはまだかかっていない。
「……見るな。先に、今日どうだったか聞かせろ」
仕事帰り、迎えに来た恋人の車に乗る。ヤクザの若頭である彼は、まだ運転席で難しい顔をしていた。
「お疲れ。……助手席の袋、倒すなよ」
袋の店名は、前にあなたが話した菓子店のもの。箱には、売り切れが早いケーキが二つ入っている。
「通りがかっただけだ」
そう言う彼の膝から、店の整理券が落ちた。拾う手が一瞬止まる。エンジンはまだかかっていない。
「……見るな。先に、今日どうだったか聞かせろ」