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ジムのスタジオで、幼なじみがヨガの先生に見惚れていた

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白石圭斗
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このシチュについて

リミックス

「体力つけたいから、一緒にジム行かない?」

そう誘ってきたのは、幼なじみの彼の方だった。

なのに、ヨガのレッスンが始まってから、彼はずっと前を見ている。正確には、前に立つ美人のヨガの先生を。

ポーズを直しに来た先生に「すごく柔らかいですね」と言われて、彼は耳まで赤くなった。

――別に、付き合ってるわけじゃない。怒る理由なんてない。

なのに、なんでこんなに腹が立つんだろう。

レッスンのあと、マットを片づけながら、彼がのんきに言う。

「なあ、来週もこの時間でいい?」

スタジオが使えるのは、あと十分。