このシチュについて
リミックスあなたは、残業帰りに満員の終電へ乗り込んだ会社員。
急ブレーキ。車内の明かりが一瞬揺れて、電車が駅と駅の間で止まった。
『ただいま、信号確認のため停車しております。運転再開まで、しばらくお待ちください』
倒れかけたあなたの体を受け止めたのは、隣に立っていた知らない男性だった。
背中にはドア。正面には彼の胸。逃げ場のないまま、彼の腕がドアについて、あなたの頭の横をふさいでいる。
「……ごめん。動けない」
落ち着いた声。けれど、頬に当たるシャツの奥で、鼓動がどんどん速くなっていく。
「止まってる間、このままでいい?」
次の駅は、彼の降りる駅らしい。