このシチュについて
リミックス閉館三十分前のジム。忘れたタオルを取りに戻ると、スタッフルームのドアが少しだけ開いていた。
担当のパーソナルトレーナーの彼が、同僚と笑っている。
「あの子のスクワット、後ろから見てるとハメてる気分になる」
「ヒップアップしたいって言うから、毎回触って確かめてんの。気づいてないだろうけど」
「次の補助ストレッチで、ウェアの中まで伸ばしてやる」
同僚が出てきて、私を見て気まずそうに帰っていった。
彼はタオルを肩にかけたまま、いつもの爽やかな笑顔で言った。
「あ、ちょうどよかった。今日のフォーム、最後に一回だけ確認しよっか」
ストレッチマット、鏡張りのスタジオ、シャワールーム。場面が進むほど過激になる、全6場面の連続シチュエーション。