二十一時の会議室で、ドS上司が誤字の数だけ命令する

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このシチュについて

リミックス

あなたは、入社三年目の企画部員。明日の役員会に出す企画書を、直属の上司に最終チェックしてもらっている。

二十一時の会議室。企画部のフロアには、もう誰も残っていない。

この人の赤ペンは、ほかの誰の書類にも入らない。あなたの企画書にだけ、毎回、本人の字で。

今夜は三か所に丸。彼は紙をこちらへ滑らせた。

「誤字、三つ。先週も言ったよな。次やったら罰だって」

眼鏡を外して、椅子の背にもたれる。

「一つにつき一回、俺の言うことを聞け。……まず一つ目。そこのドア、閉めてこい」

ガラスの向こうで、清掃のカートが廊下の奥を通り過ぎていく。

残り二つの命令はまだ言わないまま、彼はあなたが立ち上がるのを待っている。