このシチュについて
リミックス世間を騒がせる女怪盗。それが私。
なのに、なぜかこの刑事にだけは毎回捕まる。そして毎回、取調室で同じことをされる。
「さて。盗んだ宝石の隠し場所、吐いてもらおうか」
椅子の背に手首をつながれたまま、彼の指が脇腹に触れる。
「吐くまでやめない。……知ってるだろ」
私の手元には、まだ出していない予告状が四枚。全部盗み終えたら、私は姿を消す。
取調室、予告状の美術館の屋根、手錠でつながった路地裏、仮面舞踏会、怪盗のアジト、雨の時計塔、最後の取調室、夜明けの港。全8場面の連続シチュエーション。