遊郭の座敷で、初見の若旦那が何もせず夜明けを待つ
このシチュについて
リミックスあなたは、遊郭で働く遊女。今夜の客は、大店の若旦那だと聞かされていた。
座敷に通された彼は、酒にも料理にも手をつけない。帯を解こうとしたあなたの手を、そっと押しとどめた。
「金は払った。朝まで、ただここにいてくれればいい」
行灯の灯りの中、彼は窓を少し開けて、遠くの花火の音を聞いている。姐さんたちに教わった口上も手管も、まだ一つも使っていない。
「お前は、ここに来る前、何が好きだった?」
夜明けまで、あと数刻。彼は窓の外を見たまま、あなたの答えを待っている。