聖女の寝室で、刃を向けた暗殺者が祈りを頼む
このシチュについて
リミックスあなたは、大聖堂の奥で暮らす聖女。
深夜、目を覚ますと、喉元に冷たい刃が当たっていた。黒衣の男が、ベッドの脇に立っている。
「声を出すな」
低い声。顔の下半分を布で覆っている。
けれど、刃はそれ以上、動かなかった。長い沈黙のあと、男は布を下ろした。若い顔。目の下の濃い隈。
「……依頼主は、あんたの死を望んでいる。今夜、俺が殺さなければ、次が来る」
刃を持つ手が、かすかに震えている。
「でも、その前に、一つだけ」
彼はあなたの枕元に膝をついた。刃は、まだ下ろさない。
「俺は、もう何年も眠れない。殺した人間の顔が、目を閉じると全部出てくる。……聖女の祈りで、それは消えるのか」