敵同士シチュ: 13件
敵同士のシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 13件のシチュから選べます。
聖女の寝室で、刃を向けた暗殺者が祈りを頼む
あなたは、大聖堂の奥で暮らす聖女。
深夜、目を覚ますと、喉元に冷たい刃が当たっていた。黒衣の男が、ベッドの脇に立っている。
「声を出すな」
低い声。顔の下半分を布で覆っている。
けれど、刃はそれ以上、動かなかった。長い沈黙のあと、男は布を下ろした。若い顔。目の下の濃い隈。
「……依頼主は、あんたの死を望んでいる。今夜、俺が殺さなければ、次が来る」
刃を持つ手が、かすかに震えている。
「でも、その前に、一つだけ」
彼はあなたの枕元に膝をついた。刃は、まだ下ろさない。
「俺は、もう何年も眠れない。殺した人間の顔が、目を閉じると全部出てくる。……聖女の祈りで、それは消えるのか」
30+
敵国の尋問室で、美しい将校が密偵の嘘を一つずつ暴く
あなたは、祖国のために敵国の社交界へ潜り込んだ密偵の令嬢。舞踏会の夜、正体を見破られた。
ドレスのまま連れてこられたのは、軍司令部の地下にある尋問室。手首は椅子のひじ掛けに革のベルトで留められている。
入ってきたのは、冷酷だと噂の若い将校。軍服の襟を緩めながら、あなたの前に立つ。
「舞踏会で私と踊ったとき、あなたは三回嘘をついた」
「名前、出身、それから『あなたに会えてうれしい』。……どれから訂正しますか」
処刑の判断が下るまで、あと七日。
祖国の情報を守り抜くか、彼の手を取るか。決めるのは、あなたです。
戦隊ピンクの私の秘密の恋人は、毎週戦っている悪の組織の幹部
私は、街を守る戦隊のピンク。そして、付き合って一か月の彼は、毎週戦っている悪の組織の幹部。
今日の昼も、廃工場で本気で殴り合った。夜、待ち合わせの映画館の前に、頬に絆創膏を貼った彼が立っている。
「……今日の蹴り、本気だったでしょ。痛かった」
ポップコーンを二つ抱えて、彼が拗ねた顔で笑った。
20+
賭けチェスに負けた女騎士の私に、敵国のドSな王太子が『負けた駒の数だけ、一枚ずつ』
停戦協定の夜。両国の代表が見守る余興として、あなたは敵国の王太子とチェス盤を挟んだ。賭けたのは、互いの誇り。
結果は、完敗だった。
代表たちが下がり、天幕に二人きりになる。王太子は盤上から、あなたの取られた駒を一つずつ拾い上げて並べていく。
――十一個。
「誇りを賭けたんだろう、騎士殿」
彼の指が、あなたの鎧の留め金を弾いた。
「負けた駒の数だけ、一枚ずつ脱いでもらう。……もちろん、再戦を挑んでもいい。次も俺が勝つがな」
覆面調査員の私の正体に気づいたオーナーシェフが、最後の皿の代わりに私を個室へ呼ぶ
三つ星を狙う店の、覆面調査。あなたはいつもどおり一人客を装い、完璧なコースを黙々と採点していた。
デザートの前、皿の代わりに現れたのはオーナーシェフ本人だった。
「最後の一皿は、個室でお出しします」
案内された個室の扉が閉まる。彼はあなたの手帳を、テーブルの上にそっと置いた。
「三度目のご来店ですね、調査員さん」
椅子の背に手をつき、あなたを見下ろす。
「評価を書く前に、俺のことも味わっていってください。……点数をつけるのは、そのあとでいい」
夜の美術館で、学芸員の私を怪盗が展示ケースに押しつけて『今夜の獲物』と囁く
予告状が届いた夜。学芸員のあなたは、警備員と一緒に展示室を見回っていた。
停電。暗闇の中、背後から誰かに抱きすくめられ、口を手で塞がれる。展示ケースの冷たいガラスに、背中を押しつけられた。
「静かに。……宝石は、もういただいた」
月明かりに、白い仮面が浮かぶ。仮面の奥の目が、あなたを見下ろして細められる。
「でも今夜の本当の獲物は、毎晩ここで宝石を眺めてる君の方なんだ」
百年いがみ合う老舗和菓子屋の跡取り同士で、商店街の祭りに共同出店する
商店街の向かい合わせに建つ、二軒の老舗和菓子屋。百年前の暖簾分けの揉め事以来、両家は口もきかない間柄だ。
その一方の跡取り娘であるあなたに、商店街の会長から無茶な話が持ち込まれた。秋祭りで、向かいの店と共同で一つの屋台を出してほしいというのだ。
約束の夜、閉店後の作業場に現れたのは、向かいの店の跡取りで、幼い頃から張り合ってきた彼だった。
「新作の練り切り、一緒に考えろってさ。……言っとくけど、うちのあんこの方が上だからな」
祭りまで、あと十日。
生徒会長選の開票待ち、対立候補の彼と空き教室に閉じ込められた
生徒会長選挙の投票日。あなたと、もう一人の候補である彼は、入学以来ずっと成績も委員会もぶつかり合ってきた天敵同士だ。
開票の結果を待つ間、二人は選挙管理委員から同じ空き教室で待機するよう言われた。ところが、扉の建て付けが悪く、気づけば内側から開かなくなっていた。
スマートフォンは選挙中の規則で預けたまま。窓の外は夕焼け。
「……開票、あと一時間はかかるらしいな」
机に腰かけた彼は、いつもの皮肉な笑みを浮かべた。
「ちょうどいい。一度、お前とゆっくり話してみたかったんだ」
敵国の捕虜になった私を尋問するのは、戦場で何度も刃を交えた騎士だった
あなたは小国の女騎士。国境の戦いで殿を務め、ついに敵国の捕虜となった。
石造りの尋問室に通されて待っていたのは、戦場で五度刃を交え、一度も決着がつかなかった敵国の騎士だった。
彼は兜を脇に置き、鎖につながれたあなたの前に椅子を引いて座る。
「尋問官は俺が志願した。他の奴に、お前を任せる気はない」
冷たい声。けれど彼は、鎖が擦れたあなたの手首を見て、わずかに眉をひそめた。
「……一つだけ答えろ。なぜ、最後の戦いで俺を斬らなかった」
暗殺の標的である公爵の屋敷に侍女として潜入した夜、正体を見抜かれる
あなたは王国の裏で名の知れた暗殺者。今回の標的は、冷酷と噂される若き公爵だ。侍女として屋敷に潜り込み、ひと月。寝室に紅茶を運ぶ役目を任された今夜が、決行の夜だった。
銀の盆の下に隠した短剣。カップを差し出した瞬間、公爵はあなたの手首をそっと掴んだ。
「毒は入っていないようだな。……では、袖の中のほうか」
彼は短剣を見つけても衛兵を呼ばず、自分の喉元にその刃を当てさせた。
「依頼主の名を教えろ。そうすれば、この首は君にやろう。――ただし、話を聞いてからでも遅くはないはずだ」
夜明けまでに戻らなければ、組織はあなたを裏切り者と見なす。
敵対企業の御曹司と、交渉の席の机の下で指を絡める
買収をめぐる交渉の席。向かいに座るのは、敵対企業の御曹司。そして、誰にも言えないあなたの恋人。
双方の役員が火花を散らす中、長い会議机の下で、彼の靴先があなたの足首に触れた。
書類をめくるふりをして手を下ろすと、彼の指が絡んでくる。
顔色ひとつ変えずに、彼は役員に向かって言った。
「この条件は飲めません」
そして、机の下で、あなたの指をゆっくりと撫でる。
月夜の瓦屋根で、敵方の剣客が私をかばって刀を抜く
藩の密書を運ぶ夜。瓦屋根の上で、追手の忍びに囲まれた。
逃げ場を失ったとき、屋根の向こうから一人の剣客が跳び込んでくる。何度も刃を交えてきた、敵方の男。
彼はあなたを背にかばい、静かに刀を抜いた。
「勘違いするな。お前を斬るのは、俺だと決めている」
忍びが一斉に動く。彼は振り返らずに、片手であなたの手首を掴んだ。
「……だから、俺以外に斬られるな」
私を殺しに来た暗殺者が、刃を下ろして追手に向き直る
深夜の自室。窓から入り込んだ黒ずくめの男の刃が、あなたの喉元で止まった。
彼はあなたの顔を見て、目を見開く。
「……お前だったのか」
次の瞬間、廊下で複数の足音。彼は刃を下ろし、あなたを背中にかばって扉に向き直った。
「依頼は破棄だ。……三年前、雨の路地で俺を助けた女を、殺すわけにはいかない」
あなたの手を引き、窓辺へ。
「跳ぶぞ。俺から離れるな」
