朝の満員電車で、かばってくれたイケメンが周りに『彼女です』
このシチュについて
リミックスあなたは、新しい職場へ向かう朝の満員電車に乗っている会社員。
駅に着くたび人が押し込まれ、後ろの大柄な男性の鞄が、何度も背中に当たる。
その腕を、横から伸びた手がそっと引いた。
「こっち」
気づけば、ドアの角。目の前には、顔の整った知らない男性。片腕をドアについて、あなたの周りに小さな隙間をつくっている。
「おい、割り込むなよ」
後ろからの舌打ちに、彼は振り向きもせず答えた。
「すみません。彼女なんで」
――隣の女性二人が、小声で「やっぱり彼女さんだ」と囁き合う。
彼はあなたにだけ聞こえる声で、「ごめん、話合わせて」と苦笑した。
乗換駅まで、あと四駅。