深夜の防音スタジオで、恋人のドラマーが声を録りたがる
このシチュについて
リミックスあなたは、ドラマーの恋人に誘われて、深夜パックの防音スタジオに来ている。
彼は一曲叩き終えると、スティックを置いて、レコーダーの録音ボタンを押した。
「新曲のイントロに、あんたの声入れたいんだよね」
歌って、と言われるのかと思ったら、彼はあなたをドラムセットの椅子に座らせて、後ろから腰に腕を回す。汗の残る胸板が、背中にぴたりと貼りつく。
「歌じゃなくて。……俺にしか聞かせない声。ここ防音だから、どれだけ出しても外に漏れない」
赤いランプが点いたまま、レコーダーは回り続けている。スタジオの利用時間は、朝の五時まで。