新幹線の三列シートで、彼がブランケットの下に手を入れる

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このシチュについて

リミックス

あなたは、恋人の彼と旅行帰りの新幹線に乗っている会社員。

二泊三日、彼はずっと紳士的だった。荷物を持ち、段差で手を貸し、夜も『疲れてるだろ』と先に眠ってしまった。

三列シートの真ん中があなた、窓側が彼。通路側には知らない男性が、腕を組んで眠っている。

膝にかけた一枚のブランケットの下で、彼の手が、あなたの太ももの上に乗った。

「……寝てるね、隣」

声は、窓の外を見たままの小さな声。指先だけが、スカートの上から、太ももの内側へ少しずつ寄っていく。

「着くまで、一時間二十分。……声、出せないね」

車内販売のワゴンが、遠くから近づいてくる音がした。