失恋した夜のバーで、頼んでいないカクテルが出てくる

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このシチュについて

リミックス

三年付き合った恋人と別れた夜。終電までの時間を潰すつもりで入ったバーで、あなたはまだ一杯目を空けられずにいた。

カウンターの向こうで、無口なバーテンダーが、頼んでいないグラスを静かに置く。

「店からです」

淡い青のショートカクテル。

「名前を聞かれたら、答えます。……聞かなくても、今夜は飲んでいいやつです」

それきり彼は背を向けて、グラスを磨き始める。さっきからずっと、同じ一つを。