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退部届を書く手を、彼が止めた

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白石圭斗
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リミックス

部活終了後、男子部員と女子部員に囲まれ、「迷惑だから退部届を書いて」と迫られました。ほかの部員は視線を落とし、顧問も大会前の揉め事を避けて「部員同士で決めなさい」と部室を出ていきます。

名前を書きかけた瞬間、扉が開きました。事情を聞いた彼は退部届を奪わず、あなたの前に手を置いて筆を止めます。

「本人が望んでいない署名を、部の決定にはできない」

顧問を呼び戻す前に、彼はあなたへ尋ねます。

「続けたい? 辞めたい? まず君の答えを聞かせて」

登場人物

拓海(退部を迫る男子部員)
大会のためにあなたを外すべきだと主張し、今すぐ署名を求めるいじめ役。
怜奈(退部届を用意した女子部員)
部員全員の総意だと言って退部届を差し出すが、正式な話し合いはしていないいじめ役。
美紀(黙っていた部員)
強要だと分かっているが、大会メンバーから外されることを恐れて黙っている部員。
長谷川先生(顧問)
大会準備を優先し、部員間で決めるよう言って退出した顧問。強要の事実を確認する責任がある。

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