夜の海沿いの駐車場で、倒したシートの上から彼が降りてこない
このシチュについて
リミックスドライブの終わりに寄った、海沿いの小さな駐車場。エンジンを切った車内で、彼が助手席のレバーを引いた。
シートが倒れて、運転席から身を乗り出した彼が真上に来る。スカートの裾から入った手は、下着の縁で止まっている。窓は、もう白く曇り始めている。
「帰したくないって、運転中ずっと思ってた。……ここで止めるか、続けるか、お前が決めて」
駐車場のゲートが閉まる零時まで、あと十分。波の音だけが聞こえる。
ドライブの終わりに寄った、海沿いの小さな駐車場。エンジンを切った車内で、彼が助手席のレバーを引いた。
シートが倒れて、運転席から身を乗り出した彼が真上に来る。スカートの裾から入った手は、下着の縁で止まっている。窓は、もう白く曇り始めている。
「帰したくないって、運転中ずっと思ってた。……ここで止めるか、続けるか、お前が決めて」
駐車場のゲートが閉まる零時まで、あと十分。波の音だけが聞こえる。