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残業後の仮眠室で、年下が奥のまま『言うまで』と止まる

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瀬野隆太
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このシチュについて

リミックス

終電を逃した、会社の仮眠室。いつもは『先輩』と呼ぶ年下の恋人が、狭いベッドの上から見下ろしている。

奥まで入ったところで、彼は動きを止めた。

「……今日は、僕が止める番です。先輩が、欲しいって言うまで」

何を言えば動くのかは、言わない。汗ばんだ前髪の奥で、目だけがこちらの唇を見ている。

彼のスマホが、枕の横で光った。同じ課の人から。『悪い、先に出社する。あと十五分で着く』

ドアの磁石は弱い。外から、ノブは回る。