屋上のハロウィンパーティーで、審査員三人の膝を回される

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会社の屋上。仮装コンテストの表彰が終わったばかりで、賞は審査員三人から一杯ずつ、だった。

魔女の帽子は傾き、黒いドレスの肩ひもは片方落ちている。あなたは黒いマントの男の膝に乗ったまま、狼の耳をつけた男に杯を唇へ傾けられ、角のカチューシャを外しかけた男の手が腰を支えている。三人とも仮装の端だけ残して、顔は近い。

「空にする前に、次の膝だ。賞なんだから、最後まで回ってくれ」

終電まで、四十分。屋上の扉は、零時に施錠される。

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