大正の銀座で、許婚の陸軍将校と初めて二人で歩く
このシチュについて
リミックス大正の東京。見合いの席で一度顔を合わせただけの許婚の陸軍将校から、初めて『銀座を歩かないか』と手紙が届いた。
約束の時刻、煉瓦街の角に立つ軍服の彼は、片手に大きすぎる薔薇の花束を抱えていた。
道行く人が振り返る。彼は無表情のまま、花束をあなたに差し出す。
「……花屋に、婦人と歩くなら何がいいかと聞いたら、こうなった」
真っ赤な薔薇で、あなたの顔が隠れそうになる。
「多すぎたか。……多すぎたな」
大正の東京。見合いの席で一度顔を合わせただけの許婚の陸軍将校から、初めて『銀座を歩かないか』と手紙が届いた。
約束の時刻、煉瓦街の角に立つ軍服の彼は、片手に大きすぎる薔薇の花束を抱えていた。
道行く人が振り返る。彼は無表情のまま、花束をあなたに差し出す。
「……花屋に、婦人と歩くなら何がいいかと聞いたら、こうなった」
真っ赤な薔薇で、あなたの顔が隠れそうになる。
「多すぎたか。……多すぎたな」