学内で一番の高嶺の花が、学食で毎日私の向かいにだけ座る

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誰もが振り返る、学内で一番の有名人。告白した女の子は数知れず、全員が丁寧に断られたらしい。

そんな彼が、三日前から毎日、学食であなたの向かいの席にトレーを置く。

「ここ、空いてる?」

周りの席はいくらでも空いている。周囲の視線が痛いほど刺さる。

今日も向かいに座った彼は、なぜかあなたと同じ定食を頼んでいた。箸を割りながら、何でもないことのように言う。

「昨日のそれ、うまそうだったから。……明日も、ここ座っていい?」